1974年に創業以来、私たちは低荷重用の総合物性試験器（材料試験機）を製造してきました。2023年には50周年を迎え、すべての製品は自社開発で、お客様の声を反映した高性能かつ信頼性の高い製品を提供しています。圧縮・引張の物性値だけでなく、歯ごたえや触り心地といった感覚の測定にも取り組んでいます。

これまで食品分野を中心に展開してきましたが、そのノウハウを生かして他分野にも進出し、JIS規格では比較が難しいさまざまな物質の測定に挑戦しています。主力製品のクリープメータは、液体に近い半固体から固体までの硬さや、テクスチャー（食感や触感）測定、さらには粘弾性測定が可能な万能試験器です。円柱形や四角形の一定形状のものから、ゼリー状や発泡質の不定形なもの、超小粒の吸水性ポリマー、極細の糸、さらには肉や野菜、調理・加工品など、時間とともに物性が変化するものにも適しています。

当社の試験機ユーザーは、高校、大学、試験・研究機関、民間企業の研究所、工場、生産現場、養殖場など、幅広いユーザーに利用されています。納入数は2,000台を超え、増加を続けています。クリープ粘弾性試験に関しては、クリープメータ発売当初からの実績があり、現在ではソフトウェアを用いて要素モデルの解析も可能です。クリープメータは1mm以下のサンプルの試験も行えます。

物性試験の専門メーカーとして、機器の製造・販売だけでなく、測定や解析のアドバイスも積極的に行っています。物性試験に関してお困りごとがありましたら、お気軽にお問い合わせください。